14日の事ですが、
住民参加医療フォーラム「誰もが迎えるその時のために」という
3部構成のフォーラムがありました。
最近自分の同年齢の方や近い年齢の方の訃報が多くなった事、
痴呆症の母を看取ることの大変さを経験し、自分の置かれている環境など
を身にしみて考えるようになってきました。
一人で考えているより医療にたづさわっておられる方のお話を聞くのも
ありかと、聞きたくない話ですが・・でも聞きましょうと出かけました。
受付で封筒を受け取り、中にはA4が5枚、A3が3枚のプリントが入っていました。
フォーラムの内容は
・1部が
地域の看取り委員有志の寸劇(30分)
末期を迎えた家族を抱えている、それぞれの立場での心の動揺、
自分の意思が伝えられる間に、医療やケアについてどうしてほしいか
「事前指示書」を書いて置くことの大切さ。
・2部
「平穏な最後をむかえるために」はどうすれば良いか、と
総合病院の救急部長の講演(70分)
人は誰でも死ぬ、多いのは高齢者、治療の種類
胸骨圧迫・人口呼吸器・内視鏡カテーテル治療・経鼻管栄養・胃ろう・
中心静脈栄養・モルヒネ鎮静剤の使用、等のどんな時に使用するか、
使った場合にどんなデメリットがあるかなどのお話。
要するに自分は身体に一杯管をつながれた状態でも生きていたいか・・・
意思表示が出来る元気な間に自分が受けたい治療、受けたくない治療を
「私の想いという事前指示書に記入し、意思表示をしておく方が良いのでは
ないか・・というお話です。
・3部
医師による座談会(40分)
5人それぞれの立場での事例などのお話
参加されている方は思っていたより多かったです。
それだけ避けて通れない問題と関心があるのでしょうか・・・
最近は昔と違って核家族になり、子供達も遠くに住んでいるという高齢者が
多くなってきて、いざという時に傍に居てくれない不安を抱えています。
私も認知症の母の病状の進む様子を看て、いろいろと複雑な思いをいたしました。
自分がもし認知症になったらどうしてほしいか、
希望はあるが割り切れない思いもあって、心はいろいろと揺れ動いています。
でもやっぱり明日の事は解らない年になってきました。
自分はどうしてほしいか、意思表示をカードに記して身内に伝えておきましょう
表現がうまく出来ていません、嫌な問題ですね堪忍してください。